女性ホルモンが減少するとシワが増える

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあります。プロゲステロンは妊娠のために必要な成分で黄体ホルモンとも言います。
プロゲステロンが減少すると、妊娠しにくい状態になってしまいます。エストロゲンは卵胞ホルモンといってコラーゲンやヒアルロン酸の生成を助ける働きをしているので、肌のシワに影響があるのはエストロゲンということになります。
女性ホルモンは35歳を過ぎると減少していきますが、加齢以外にも減少する原因があります。
女性ホルモンは卵巣から分泌されるので卵巣の機能低下があげられます。月経が良好であるかどうかが目安となります。
閉経による卵胞細胞の減少は女性ホルモンの減少の大きな要因となります。女性ホルモンを分泌しているのは卵巣ですが、指令を出しているのは実は脳です。
脳機能の低下も原因になります。脳機能の低下をもたらすのは、不規則な生活や睡眠不足、それによる自律神経の不調、ストレスなどがあります。
自律神経の不調は交感神経と副交感神経のバランス、つまり緊張とリラックスのバランスが整わないことで起きます。
交感神経と副交感神経はどちらか一方のみで切り替えが上手くできないと不調となって表れます。
症状としては頭痛、肩凝り、疲労などがあり、ひどくなると、めまい、ふらつき、倦怠感になります。
肩凝りは血流が悪くなるので、自律神経の不調を悪化させます。自律神経の中枢は脳幹と間脳なので、脳機能の低下に繋がります。
他には、エストロゲンの原料自体の不足も考えられます。これらの原因で女性ホルモンが減少するとコラーゲンやヒアルロン酸が必要な肌に大変な悪影響を及ぼすことになります。
紫外線は肌の一番の大敵と言われていますが、紫外線は真皮にまで届きコラーゲンの生成を弱めたり破壊したりするからです。
その結果、乾燥からシワができてしまいます。女性ホルモンが減少すると、紫外線によるダメージで不足したコラーゲンを回復できず、乾燥からできたシワが増えることになり、ハリがなくなってしまったり、たるみが起きてしまいます。

女性ホルモンを増やす方法について

女性ホルモンを増やすには、これらの減少させる原因を解消することです。
卵巣機能を良好に保つ、規則正しい生活を送る、睡眠を十分に取る、自律神経を整える、ストレスを溜めない、エストロゲンの原料不足や生理不順にならないようにバランス良く栄養を取る、などです。
自律神経の不調は、記憶力、集中力、判断力を低下させることからも改善した方が良いのですが、自律神経を整えるには腹式呼吸や軽い運動、特に有酸素運動が効果的です。
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は交感神経と副交感神経の切り替えが行われているためです。
就寝2時間前の入浴も良質な睡眠のためにいいとされています。リラックスするために必要な成分としてはセロトニンです。
セロトニンの原料はトリプトファンというアミノ酸の一種で、セロトニンを増やすには大豆、乳製品、魚を取ることですが、太陽の光、特に朝日を浴びることも効果があると言われています。
ダイエットなどの栄養不足で卵巣や脳機能の低下にならないようにすることがあげられます。
エストロゲンの原料はアミノ酸やコレステロールですので、それらが不足しないようにすることが重要となりますが、更年期でエストロゲンの生成が難しい場合は、エクオールという成分を取ることとなります。
エクオールはエストロゲンと同じような働きをする成分なのでエストロゲンの代わりになります。
エクオールは大豆イソフラボンに含まれていて、一日の量の目安は木綿豆腐で一丁の三分の二、納豆で一パックです。
食事で摂取することが理想的ですが、日本人の約半分の人の腸内細菌はエクオールに分解できないと言われているため、その場合はサプリメントで補うことができます。